【徒然読書記録#3】小さな箱から脱出しよう!

はじめ、何となく人から内容を聞いていた限りでは、利己主義についての本かと思っていたのですが、読んでみると内容は全く違うものでした。

 

「自分の小さな『箱』から脱出する方法」

アービンジャー・インスティチュート

 

 


 

                                                     「箱」=自己欺瞞

 


 

「箱」に入るということは、「他者依存」に陥ることだと私は思いました。
「箱」に入ると、自分でなく相手が悪いと考えるのですが、これは自分のことばかり考えているようで周りの環境に大きく影響されていると思ったためです。

 

いつも周囲の人間や環境に対して愚痴をこぼしているような人は「箱」に入ってしまっているんだろうなと思います。


「箱」に入っているということは思うままに生きていないとても窮屈な生き方なのではないかとも思いました。「自分への裏切り→自己の正当化   (「箱」に入る)」ということで、自分への裏切りをより具体的に言うと、自分自身でこうした方がいいんじゃないかと思ったことをできずにいるということと思うからです。

 

自分を裏切るという行為だけでもすごくストレスが溜まりそうなのに、このイライラを少しでも抑えるために、自己の正当化が始まってしまう。でもこの自己の正当化っていう行動が何も根本的な問題解決にならないという...。本を通して客観的に見てみると、「箱」に入ることで何も良いことがないことに気づかされました。

 

逆に「箱」の外に出て生きることは、自分自身にも相手に対しても素直にあるがままに生きているということだと思いました。
この本を通して、自分が「箱」の中に入っているかどうか気づくことができるようになったと思うので、少しずつでも「箱」の外に出ていられる人間になれるよう意識して自分自身を顧みることを続けていきたいと思いました。

 

バイバイ

 

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法